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安倍談話について その1 | ネクストドアー出版

安倍談話について その1

安倍談話は何点だったか?

村山元総理は「何を謝っていたのかよくわからなった」と語った。

中国韓国のメディアは、超批判的・・・・・「村山談話より後退・・」「未来の世代は謝り続けることはないと付け加えた」

なるほど彼ら的には0点ということだろう。落第点ということか。

今回村山談話検証プロジェクトを一緒にさせていただいた藤岡信勝先生は今回の安倍談話についてこう総括された。

『旧敵国との和解を基調とし、平和国家としての日本の立場を訴えたこの談話は、米議会演説を想起させ、首相の思いも伝わり、感銘をもって読んだ。

4つのキーワードが全て入っているとはいえ、それらはより大きな文脈で再解釈されており、現在の政治情勢の中では許容範囲であろう。

戦後日本が国際社会に復帰するについて、寛容の心で手をさしのべた諸国民への感謝の念を表明したことも大切なことだ。

将来の世代に「謝罪を続ける宿命」を背負わせないとの決意は特に評価できる。自由、民主主義、人権といった基本的価値を共有する国々と手を携えるとしていることも重要だ。

歴史の解釈は当然様々な指摘も可能で、日本が国際秩序の挑戦者となったとの認識は近代史の古い学説の影を引きずっている。

しかし、これだけの文書をまとめた安倍首相の政治家としての力量は歴代首相の中で群を抜いており、国民としてこの談話のメッセージを受けとめたい。安保法制はこの談話の延長上にあるもので、習近平よりも安倍晋三を信用して国民はこれに賛成すべきである。 』

さらに同チーム和田政宗先生は下記のように述べておられる。

『安倍内閣総理大臣談話は、安倍総理らしさが出た内容であり国民全体の思いを体現した内容ではないでしょうか。

歴史の事実に沿って、丁寧に正確に述べていたと思います。

村山談話のように、とにかく「侵略」「植民地支配」に言及しおわびするという曖昧な文言の連続になっていません。「侵略」の文言も、日本の行為の一部が仮に「侵略」と評されるならばとの意でした。

欧米による植民地支配への言及もありました。

先の大戦を経験しての不戦の誓いがしっかり分かる内容です。

「先の世代の子供達に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」

その他の文言を含め、未来志向の内容にもなっていると思います。

安倍内閣総理大臣談話は、私が質問主意書や国会質疑で問うた村山談話のあいまいな文言や、私の著書『村山談話20年目の真実』で警鐘を鳴らした文言について、歴史的事実をもとに正確に述べようという作業がなされた談話になっていると思います。

本来であれば政府はこうした作業をもっと早くすべきでした。』

今回の安倍談話は、結果論として、実に考え抜かれた文言を駆使した、お詫びと反省に満ちた文言だった。

それは日本という国家だけを断罪することなく、当時の時代背景を踏まえた、20世紀全体の問題点を俯瞰した、世界全体が学び、そして教訓として組むべき文言として、「侵略」、「植民地支配」、「お詫び」、「反省」という重要ワードが散りばめられていた、という意味である。

日本のことをあえて貶めるような自虐史観に満ちた文言ではなかったのだ。

ということは、「国際秩序への挑戦者」という文言によって地雷を踏んだかに見えた安倍総理の談話であったが、実に巧妙に日本国としての誇りを保った文章としても取ることができよう。

我々、村山談話検証プロジェクトのメンバーが理解する限りにおいて、今回の談話は、及第点をはるかに超え、100点を挙げても良い談話だったのではないかと思う。(私の個人的感想ですが・・)

中韓や村山元総理が0点なら、大変おこがましいことだが、こちらは100点を差し上げたいと思う。

彼らが地団駄を踏むということは、

「ピンポーーン、この談話、正解でした」

「彼らが期待していた文言は、上手にスルーされました」

ということだと思うのだ。

村山談話の問題点をしっかりと理解された上で、今回の談話を出されたことを強く感じた次第だ。

未来の子供達に謝罪を繰り返させる、という悪癖の連鎖を断ち切るために、強い姿勢で臨んだ安倍談話。

後世に残る名談話として、今後の日本へ輝きを放つことだろう。

今後とも私自身、安倍総理を全力で応援させていただきたいと思います。

本当にご心労の多い談話作成であったと思います。

休暇中、少しでもお休みいただけるように、心より祈念申し上げます。

藤井実彦